2021年9月24日にiPhone 13 Proを手にしてから、早くも半年が経過しました。
購入した直後に「買い換えた理由」も書き連ねましたが、そのときに持っていた期待に対する半年経過時点でのレビューを
iPhone XSと比較しながら書いていきたいと思います。
“ただのスマホ中毒”な私のリアルな感想をお届けすることで、
「iPhone 13 Proを買うか悩んでいる方」、「iPhone XSからの買い替え先を考えている方」などの参考になりますと幸いです!
期待していた バッテリー と 写真 には大満足しています。
基本的には非常に満足しておりますが、本体の形状 に少しの不満があるため、★-1としました。
私のiPhoneとの付き合い方
本題に入る前に、私がいつ頃からどのようにiPhoneを使用したいたのかをお伝えしていきます。
これまでのiPhone使用歴
初めてiPhoneを手にしてからは10年強でしょうか。
途中で一度Androidに浮気していたんですが、2018年から戻ってきています。
使った機種 | 期間 |
---|---|
iPhone 3GS | 2年 |
iPhone 5 | 2年 |
Android数機種 (iPhone5やiPad併用) | 4年 |
iPhone XS | 3年 |
iPhone 13 Pro | 半年 |
私のiPhoneの使い方
仕事からプライベートまで一日中使っているので、使用時間は長いです。スマホ中毒です。
スマホで映画を撮ったりするような品質を担保しないといけない仕事をしている訳ではなりません。
仕事での使い方
筆者は、IT企業のサラリーマンですが、会社がBYODを許可しているので、デュアルSIMにして私用と社用を同じ端末にしています。
主に、以下の用途で使っています。
- 電話をかける/出る
- PCで作業しているときに、聞くだけの会議に参加する
- PCで会議参加中に、チャットを見る/返す
プライベートでの使い方
1日のほとんどの時間、手が届く場所にスマホを置いていますが、特別な使い方はあまりしていません。
ネットサーフィンをしたり、YoutubeやNetflixで動画を観たり、出かけ先で写真を撮ったりが中心です。
他には、業務効率化系のアプリを色々試すのも好きですし、英単語アプリとか、色々使っています。
iPhone 13 Proの “最高” なところ
まずは、私的に「買い換えて良かった」と思っている点3選です。
① 写真の質が最高に上がった
写真がとにかく綺麗に撮れます。
特に 夜 と 近距離 の撮影が最高です。
例えばこんな写真。
※アップロード用に画質は落としていますので、色味やぼかしの参考にご覧ください。
iPhone XSで撮った写真と比較すると、その差は歴然です。
どの写真も加工などは一切していないものです。
キレイな写真が撮れるようになったことで、出かけた際に写真を撮る機会が増えました。
これだけでiPhoneを買い換えた甲斐があったと言えるくらい、満足しています。
参考 : Apple公式HPにて公表されているカメラ(写真)関連のスペック比較
iPhone XS | iPhone 13 Pro |
---|---|
デュアル12MPカメラ(望遠、広角) | Pro 12MPカメラシステム(望遠、広角、超広角) |
望遠:ƒ/2.4 絞り値 広角:ƒ/1.8 絞り値 | 望遠:ƒ/2.8 絞り値 広角:ƒ/1.5 絞り値 超広角:ƒ/1.8 絞り値 |
— | ナイトモード |
— | Deep Fusion |
— | Apple ProRAW |
デュアル光学式手ぶれ補正 | センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
2倍の光学ズームイン 最大10倍のデジタルズーム | 3倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、 6倍の光学ズームレンジ 最大15倍のデジタルズーム |
— | マクロ写真撮影 |
② バッテリーが長持ちするようになった
iPhone XSからの買い替えを決断した理由の一つでもある バッテリー ですが、劇的に変わりました。
AppleのHPで公表されているバッテリースペックは以下です。
約1.5倍に向上していることが分かります。
iPhone XS | iPhone 13 Pro |
---|---|
最大14時間のビデオ再生 | 最大22時間のビデオ再生 |
実際に使った体感としても、
iPhone XSを使っていた頃は、
頻繁にスマホを使わない日だと、朝から出かけて帰る前には充電がなくなり、
写真を頻繁に撮るような日だと、朝から出かけて夕方頃には充電がなくなっていました。
現在、iPhone 13 Proでは、
使用頻度に関わらず、外出の際に充電がなくなったことはありません。
1日中、家で動画を観たりゲームをしたりしているような日の夕方に、やっと充電するくらいでしょうか。
参考元 : Apple公式HP
一つの負担になっていたスマホの充電から解放され、使用感がかなり向上しました。
③ 画面越しに見るものが色鮮やか
同じものを見たときの鮮やかさも、全然違います。
特に色の多い写真や動画を観ているときに強く感じますが、これまでは画面越しだと消されてしまっていた瑞々しさが表現されているような印象を持ちます。
また、画面の明るさも向上しており、外の太陽光が明るいところでもかなり画面が見やすくなりました。
参考 : Apple公式HPにて公表されているディスプレイ関連のスペック比較
iPhone XS | iPhone 13 Pro |
---|---|
Super Retina HDディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ |
5.8インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ | 6.1インチ(対角)オールスクリーン OLEDディスプレイ |
2,436 x 1,125ピクセル解像度、458ppi | 2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi |
1,000,000:1コントラスト比(標準) | 2,000,000:1コントラスト比(標準) |
広色域ディスプレイ(P3) | 広色域ディスプレイ(P3) |
最大輝度625ニト(標準) | 最大輝度1,000ニト(標準) |
④ 本体の色が高級感もありキレイ
iPhone 13 Proの発表時は、シエラブルー の登場が話題となっていましたが、私はiPhone XS時代と同じ ゴールド にしました。
指紋のつきにくい背面素材に、控えめのゴールドの色合いで、Apple特有のリンゴマークの主張も抑えられ、非常に高級感があります。
持っているだけでうれしくなる質感・見た目です。
iPhone 13 Proの “もう少し” なところ
続いて、iPhone 13 Proを使う上で、ちょっと嫌なところ、困っているところ3選です。
私にとっては、買い替えの判断にいたるほどではないですが、気になる方は事前に実物などで確認するのが良いかと思います。
① 大きい・重い
存在感が大分増しています。
数字上の違い以上に大きく感じます。
特に厚さは薄くなっているようですが、外側の形状が丸みのあるものから角ばったものに変わったからか、逆に結構厚くなったように感じます。
完全に筆者の感覚にはなりますが、サイズ・重さともに、iPhone XSにシリコンのカバーを装着したときと近いです。
バッテリー性能が大きく向上しているのに対しては、小さな変化だとは思いますが、
サイズ表を見て、ほとんど同じサイズが届くと想定していると、「思ってたより大きい…」となる可能性が高いかと思いますので、購入前に実物を手に取ることをおすすめします!
それもあり、現在はカバーは付けずに使用しています。
何度も落としていますが今のところ壊れたり大きな傷はついていません。
参考 : Apple公式HPにて公表されている本体サイズのスペック比較
iPhone XS | iPhone 13 Pro |
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高さ 143.6 mm | 高さ 146.7 mm |
幅 70.9 mm | 幅 71.5 mm |
厚さ 7.7 mm | 厚さ 7.65 mm |
重量 177 g | 重量 203 g |
② レンズが出っぱっている
こちらも、カメラ性能が大幅に向上している以上は仕方ない変化ではありますが、カメラレンズが出っぱっています。
レンズ側を下にして机に置くと、しっかり斜めになるくらい出っぱっています。
今はカバーを付けずに使っていますので、
机に置く際、レンズ分斜めになりますし、傷つきそうですし、直置きすることはなくなりました。
代わりにスマホスタンドが大活躍です。
似た製品がたくさんあるので、お好きなものをご利用いただいて大丈夫かと思いますが、
筆者は小さく畳むこともできるこちらを使っています。
③ 本体が角ばっている
極力本体サイズを大きくしないための工夫なのかもしれませんが、私はiPhone XSの丸みのある本体形状が好きでした。
角ばっていることでサイズ以上に大きくも感じますし、何より手の収まりが悪くなってしまいました。
こちらもカバーを装着することで軽減するのかもしれませんが、サイズがこれ以上大きくなるのは嫌なのでそのまま使用しています。
最後に
総じて非常に満足しており、愛着を持って日々使っています。
所有欲も合わさって、日常の彩りを少し鮮やかにしてくれるパートナーです。
悩んだけど買って良かった。これが私の結論です。