引っ越し先が決まってから実際に住み始めるまでに、たくさんある、やることのうちの一つが、荷物の大移動。
これから同棲を始める場合は、ただの引っ越しと違い、二人の家のことを同時に決めていく必要があり、より計画性が求められます。
私たちカップルが経験した、「それぞれ一人暮らしから、同棲を開始する」場合に、特に考慮すべきことにも触れながら、
同棲を開始するための引っ越しでやることを挙げていきたいと思います!
同棲のためのあれこれで喧嘩になるのは悲しいですよね…
引っ越しが決まったらすぐにやること
住む家とおよその引っ越し日が決まったら、すぐにでもやることは大きく4つです。
①家具・家電を中心に、持っていくもの・捨てるもの・買うものの確認【共同】
同棲開始時は、必ずしも全ての家具・家電を買う必要はありません。
特にお互いに一人暮らしをしている場合は、一人暮らしサイズの家具や家電が一通り揃っていると思います。
しかし、大体のものが重複してしまいますし、二人暮らしには小さいので、
新居には、「どちらの何を運び入れ」、「どちらの何は捨てる必要があり」、「何は買わないといけないのか」を、よく相談しながら決めましょう。
私たちの場合は、引っ越しの初期費用を極力抑えるために、基本的には同棲開始のタイミングでは家具・家電を買わないことにし、引っ越し後に吟味しながら少しずつ買い足し・買い替えしています。
各々一人暮らしできていたってことは、生活に必要なものは揃っているってことですからね。
②(必要な場合)大型家具・家電の購入【共同】
①の結果、購入が必要な大型のものがある場合は、早めに探しましょう。
家具・家電ともに納品日が想像以上に先になる場合があります。
盲点になりがちなものの一つに、エアコンがあります。
一人暮らし用の賃貸だと、エアコン付きなことが多いかと思いますが、
新居の部屋が複数個ある場合は、エアコン付きの物件だとしても、全ての部屋には設置されていないことがあります。
特に夏場・冬場の引っ越しの場合は、当日から使えないと不便だと思いますので、早めに手配するのが良いかと思います。
③粗大ゴミの回収予約【個人】
不要な大型家具・家電が決まったら、引っ越し日に合わせて粗大ゴミの回収を予約します。
後から不用品回収や人に譲るなど、処分方法を変える可能性もあるかと思いますが、予約は少しでも早くすることをお勧めします。
なぜならば、粗大ゴミの回収予約が1ヶ月以上先になってしまう場合があるからです。
これは住んでいる地域によっても違うようで、
私は、比較的近い日程でも回収予約ができましたが、パートナーは1ヶ月以上先まで既に埋まっており、
処分が決まっている家具も全て新居に一度運ぶことになってしまいました。
申込みの方法や、粗大ゴミの区分なども、住んでいる地域によって違うので「◯◯市/区 粗大ゴミ」と検索してみてください。
④引っ越し業者選び【個人】
荷物が少ない場合は、軽トラックなどをレンタルして自分達で引っ越すことも可能かもしれませんが、
自分に適切な規模の引っ越し業者を選べば、よほどの繁忙期を除き、車にかかるコストと変わらないレベルで引っ越し業者の方にお願いすることが可能です。
スピードや、家や家具を傷つけるリスク、大変さを考えると、プロに頼むのがお勧めです。
しかし、引っ越しサービスは、本当にたくさんの業者が参入しており、選ぶのも一苦労です。
そして、金額や条件も業者によって全く違います。
早いうちから探すことで、多くの業者を比較することや、希望の日時での調整がしやすくなりますので、早めから検討することをお勧めします。
引っ越し1週間前までにやること
⑤ゴミ出し最終日の確認【個人】
引っ越し作業では、生活ゴミに加えて、たくさんのゴミが出ます。
不用品の廃棄はもちろんのこと、荷造り時に出る梱包資材の端っこや、掃除に使ったものなどです。
そこで重要になってくるのが、各ゴミの引越し前最終回収日です。
マンションなどに住んでいて、24時間いつでもゴミ捨てができる場合は、心配する必要ありませんが、
もし、曜日ごとに捨てられるゴミが定められているところに住んでいるのであれば、事前に最終回収日を確認し、逆算して荷造りするようにしましょう。
⑥新居/旧居のオーナー・管理会社などへの、引っ越し当日のルール確認【共同】
新居・旧居それぞれでの引越し時のルール確認も重要です。
集合住宅の場合は、管理人さんのいる時間帯のみ引っ越し可能な場合があったり、荷物運び入れ時の養生する範囲のルールが定められていたりします。
当日では対処しきれないこともあると思いますので、事前にそれぞれのオーナー・管理会社に確認をしましょう。
⑦不用品回収の手配【個人】
家具・家電は、粗大ゴミとして処分しようとすると数千円単位の費用がかかりますが、
まだ綺麗で使えるものの場合は、処分してしまうことも、処分に費用がかかることも勿体無いですよね。
そこで、不用品回収や出張買取りサービス、知人への譲渡などを検討している場合は、早めに手配しましょう。
私は、家具・家電をすべて同じ出張買取サービスに引き取ってもらいました。
引っ越し前日までにやること
業者の方や、物件のオーナーの方に関係のある手配が完了したら、後は自分身辺の片付けです。
⑧荷造り【個人】
新居に持っていく荷物を、段ボールやトランクなどに収納していきます。
引っ越し業者に荷運びを依頼する場合は、業者からの指定事項などは守りましょう。
一度梱包してしまうと、どこに何を入れたかが分からなくなってしまうので、
引っ越し当日や数日以内に使う可能性の高いものを梱包した段ボールは、ガムテープの色を変えるなど、
段ボールが積み上げられた状態でも一目でわかる工夫をしておくと、引っ越し後のストレスが激減します。
⑨引っ越し前後のスケジュールの共有【共同】
引っ越しまでの手配が一通り完了したら、スケジュールをGoogleカレンダーなどで共有しておきましょう。
特に、業者が家に来る時間帯、新居に到着予定の時間帯など、自分の意思では決まらないものは、お互いに把握しておくとスムーズです。
まとめ
同棲のための引っ越しでやることを、「荷物の移動」の観点で列挙しました。
旧居の片付けは、つい見落としがちになってしまうポイントでもあるので、ぜひ参考にしていただけたらと思います!
- 家具・家電を中心に、持っていくもの・捨てるもの・買うものの確認
- 大型家具・家電の購入
- 粗大ゴミの回収予約
- 引っ越し業者選び
- ゴミ出し最終日の確認
- 新居/旧居のオーナー・管理会社などへの、引っ越し当日のルール確認
- 不用品回収の手配
- 荷造り
- 引っ越し前後のスケジュールの共有