マレーシア屈指のリゾート地であるレダン島。
澄み渡った水色の海は、息を呑むほど美しく、都会からは完全に隔離された、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
リゾート地と言いながら、日本人を含む外国人観光客はあまり多くなく、秘境感を楽しめるのも魅力です。
2023年に旅行し、最高の思い出になりました!
アクセスがあまり良くなく、日本発着でスケジュールを組むのが難しい行き先ではありますが、
筆者は水曜の深夜発便で出発し、日曜日の夕方に帰国する、3泊5日の弾丸スケジュールで行ってきましたので、そのプランを大公開します。
これからレダン島旅行を検討する方の、少しでも参考になれば幸いです。
レダン島ってどんなところ?
マレーシア東部に位置する都市、クアラトレンガヌにある離島です。
首都クアラルンプールからは直線距離で約500kmほど離れており、その特徴は「とにかく海がキレイ」この一言に集約されます。
島内は、陸側での移動は基本的にできないので、オールインクルーシブの宿に滞在するのがオススメ。
宿の敷地にビーチがあったり、ホテルが提供している海のアクティビティに参加できたりと、様々な楽しみ方ができます。
レダン島へのアクセスは?
あらゆる人にオススメしたい素敵な場所ですが、アクセスが大変なことが難点…!
日本からの直行便はない (2024年2月時点)
日本からレダン島への直行便は残念ながらありません。
そして、島への直行便だけでなく、最も近い都市であるクアラトレンガヌまでの直行便もありません。
クアラルンプールからの直行便もない (2024年1月時点)
さらに、クアラルンプールからレダン島までの直行便もなく、飛行機以外にも直行する方法はありません。
飛行機(国際線) + 飛行機(国内線) + 船 の乗り継ぎが必要!
では、どうやってアクセスするのかというと、なんと飛行機と船の乗り継ぎが必要になります。
まず日本からクアラルンプール国際空港へ行きます。
直行便が出ているのは、東京(羽田・成田)と大阪(関西)です。
そして、クアラルンプールからクアラトレンガヌへ。
飛行機であれば、LCCでクアラトレンガヌにあるスルタン・マァムド空港に行けます。
レダン島までは、スルタン・マァムド空港から車で30以内にあるMerang JettyあるいはShahbandar Jetty(いずれも港の名前)からフェリーで行くことができます。
滞在するホテルによっては、スルタン・マァムド空港からの送迎がついていることもあるので、予約の際に調べておくのが良いでしょう。
3泊5日でレダン島に行く旅行プラン
ここからは筆者が実際に過ごしたプランをご紹介します。
日本からですと、4泊5日や4泊6日で訪問するのが確実ですが、3泊5日でも楽しむことは可能です。
このプランでは、レダン島では2泊滞在します。
ちょっと移動が多くなってしまいますが、それだけでも行って良かったと思える素敵な場所なので、次の旅行先の候補にぜひ検討してみてください。
Day1 深夜便でクアラルンプールへ
日本から直行の深夜便でクアラルンプールに向かいます。
エアアジアから、23:55羽田(HND)発、06:45クアラルンプール(KUL)着のD7 523便があります。
Day2 飛行機と船を乗り継ぎレダン島へ
早朝にクアラルンプール国際空港(KUL)に到着します。
ここから、国内線を乗り継いでクアラトレンガヌにあるスルタン・マァムド空港(TGG)に向かいます。
エアアジアだと、7:15クアラルンプール(KUL)発、8:15クアラトレンガヌ(TGG)着や、12:05クアラルンプール(KUL)発、13:00クアラトレンガヌ(TGG)着の便があります。
私は6:45着の便でしたので、12:05クアラルンプール発の便を利用しました。
レダン島までの船は早めの時間が多く、13:00にクアラトレンガヌ着だと、ホテルの送迎などは間に合わなくなってしまうケースもあるので、
旅程全体で4泊確保できる場合は、ここでクアラルンプールに1泊滞在するのがオススメです。
クアラトレンガヌのスルタン・マァムド空港に到着したら、レダン島に向かうための船に乗るために港へ向かいます。
空港からホテルの送迎がある場合も多いので、できるだけ送迎を使うのがオススメです。
筆者はホテルの送迎に間に合わせることができなかったので、船を個人で手配し、Grabを使って港に向かいました。
船に乗って、1時間もしないうちにレダン島に到着!
着いた日から海で遊ばないのは勿体ないので、早速レダンの美しい海を堪能しましょう。
Day3 レダン島で観光を満喫する
レダン島では、シュノーケリングやダイビングなどの海のツアーが充実しています。
真っ白なビーチを楽しむもよし、海亀に会いに海のツアーに参加するもよし、贅沢な1日を過ごしてください。
Day4 クアラルンプールに移動し、都市を楽しむ
到着時と反対に、船でクアラトレンガヌの港へ、送迎車やGrabで空港へ、そしてクアラルンプールへと向かいます。
多くのホテルで、空港までの送迎サービスを提供していますので、時間を合わせて活用するのがオススメです。
昼頃に出発すれば、夕方にはクアラルンプールに到着します。
自然の良さ全開のレダン島とは打って変わる、大都市クアラルンプール。
全く顔の違うマレーシアを楽しみましょう。
Day5 日本へ帰国
クアラルンプールから日本への直行便で帰国します。
この旅行プランの予算は?
合計12万円強/人でした!
東京からクアラルンプールの往復飛行機 | 約60,000円 |
クアラルンプールとクアラトレンガヌの往復飛行機 | 約12,000円 |
クアラトレンガヌからレダン島へのボート (貸切となったため通常より高額) | 約6,000円 |
レダン島でのホテル滞在(3食つき) | 約30,000円 |
クアラルンプールでの食事を含む飲食代 | 約4,000円 |
アクティビティ費 | 約12,000円 |