【比較】iPhoneXSユーザーがiPhone13 Proに買い換えた理由

2021/9/17 21:00
新型iPhoneの予約開始を迎える1分前まで悩みに悩んでいた私は、意を決し、今回は「買い」という結論を出しました。

それにしても今の時代はすごいですよね。公式が出す情報だけでなく、たくさんの方がさまざまな立場で発表の要約・見解を紹介してくれるので、肯定的な意見、否定的な意見の両方を踏まえて決断することができます。
私も非常に多くの方の意見を参考に購入を決断しました。
Appleの発表を見て、ネットメディアに負けない速さで、非常に分かりやすい解説動画を出されていた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

情報に溢れる中でも、インフルエンサーでも、最新デバイスオタクでもない、スマホを普通に使っている人視点の意見がまだまだ集まっていないのかなという印象だったので、
今日は何故私が買ったのかをお伝えできればと思います。

同じような悩みを持っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです！

私のiPhoneとの付き合い方

本題に入る前に、どんなステータスの人間が買い替えについて語っているのかをお伝えしていきます。

これまでのiPhone使用歴

毎年買い替えたりはしませんが、初めてiPhoneを手にしてからは10年強でしょうか。
あのワクワクは今でも忘れられないですよね。
途中で一度Androidに浮気していたんですが、2018年から戻ってきています。

使った機種	期間
iPhone 3GS	2年
iPhone 5	2年
Android数機種 (iPhone5やiPad併用)	4年
iPhone XS	3年
iPhone 13 Pro	これから

私のiPhoneの使い方

仕事からプライベートまで一日中使っているので、使用時間は長いですが、スマホで映画を撮ったりするような品質を担保しないといけない仕事をしている訳ではなりません。スマホ中毒です。

仕事での使い方

筆者は、IT企業のサラリーマンです。
会社がBYODを許可しているので、デュアルSIMにして私用と社用を同じ端末にしています。

主に、以下の用途で使っています。

• 電話をかける/出る
• PCで作業しているときに、聞くだけの会議に参加する
• PCで会議参加中に、チャットを見る/返す

プライベートでの使い方

１日のほとんどの時間、手が届く場所にスマホを置いていますが、特別な使い方はあまりしていません。

ネットサーフィンをしたり、YoutubeやNetflixで動画を観たり、出かけ先で写真を撮ったりが中心です。
他には、業務効率化系のアプリを色々試すのも好きですし、英単語アプリとか、色々使っています。

おまけ：「最近のiPhone、あんまりワクワクしない」への個人的見解

iPhoneの発表会のたびにこんな言葉を目にしますよね。ジョブズがいたら。と。
確かに、ジョブスが生きていたら、想像もしていなかったような進化があったかもしれません。

一方で、スマートフォンというもの自体が、ハードウェアが急激に進化するフェーズは過ぎていて、ソフトウェアの進化で戦う段階に入っているようにも見えます。
そうした安定したところまで到達しているからこそ、生活必需品として多くの人に使われているとも言えますよね。

年に一度のハードウェアの発表会で、それほど変化が感じられなくなったのは、ある種当たり前なのではないかと思います。
私は、最近ではソフトウェアのメジャーアップデートや、アプリの進化を楽しんでいます。
だから私は、最近もiPhoneにワクワクしています。

Appleは、スマートフォン市場をリードしている会社の一つであることには変わりありません。
年に一度の発表会は、今のスマホとこれからのスマホを知る良い機会ではないでしょうか。
とはいえ、既存のスマートフォンの枠組みに囚われれば上記の通りですが、そもそもスマートフォンの概念を覆すようなものが出てくるのではないか、とほんの少しの期待は毎回持っています。

私がiPhone 13 Proに買い換えの決断に至るまでの葛藤

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
iPhone買い替えまでにたくさん悩んだ訳ですが、思考の過程をまとめてみました。

① 新しいスマホにする？そのまま使う？

今回一番悩んだのはここです。
スマホは使う時間が非常に長いので、ちょっとのストレスの負担が大きいです。
数ヶ月前から、以下のストレスを感じる機会が増え、「次のiPhone発表会では買い替えを検討しよう」と決めていました。

ストレス1 : バッテリー交換から1年なのに、もうへたってきた

正確には、2020年8月に本体交換をしました。
それからまだ一年強しか経っていませんが、すでに最大容量が86%まで減っています。
その前は約2年間で91%までしか減っていなかったので、一気にへたっている印象です。

本体交換以降、充電頻度も減ったり、バッテリーの最適化を有効にしたりしていますので、
今のiOSが求める性能に対して、バッテリーを含めたハードウェアの性能が不十分で、購入時より負荷が高いことも要因の一つなのではと推測しています。(もちろん、たまたまハズレを引いた可能性もあります)

そのため、バッテリー交換をしたところですぐに再びへたるのではないかと考えています。

ストレス2 : 景色の写真が見劣りするようになってきた

綺麗な景色の写真を撮るのは好きで、iPhone XSにしたときはポートレートモードで写真を撮って回っていた思い出です。
しかし、最近は他の人がiPhoneで撮る写真に比べて明らかに見劣りします。
特に夕焼けや夕暮れ時など、色のコントラストが強いところや、薄暗いところではその差が歴然で悲しくなり、
なんとなく写真を撮ることも減ってしまいました。

②iPhone継続？Androidに乗り換え？

Androidへの乗り換えは考えていませんでした。

上で述べたように、Androidを4年くらい使っていたことがあるんですが、写真とLINE以外でスマホをほとんど使わなくなってしまったんですよね。
性能で比較すると、Androidの方がいいこともありますが、個人的にはちょっとUIが好きになれなく、何をするにも手間を感じてしまいました。

iPhoneに戻ってきて以降は、腹を括ってApple圏のサービスをどっぷり使って便利さを享受しているので、乗り換えはよっぽどの理由がないとしないですかね。

③最新の13シリーズ？型落ち？

まず、潔癖症ですしトラブルが面倒なので中古では買いません。
型落ちは、一応金額を調べますが、使う期間や後々売ることを考えると、一年の世代の違いは2万円程度の価値の差があると考えているので、今回は13シリーズで検討しました。

④Proシリーズ？無印？

13シリーズに決めたら、Pro一択でした。
何故なら、ストレスの一つであった暗いところでの写真が大幅に改善されているとのことだったから。
バッテリー性能も、Appleで基準にされている「ビデオ再生時間」で比較して9時間の差ですから、バッテリー持ちへの期待もあります。

⑤Pro？Pro Max?

結構悩みました。
iPhone 13 Proシリーズにすることまで決まれば、あとはProにするかPro Maxにするかです。

iPhone 12シリーズでは、ProとPro Maxでカメラ性能にも差があり、明確にターゲットが違うように受け取っていましたが、
今回は「本体サイズ」と「バッテリー駆動時間」の差のみです。

バッテリー駆動時間には最大6時間の差があり、Pro Maxがすごく魅力的なんです。
それに、このご時世でスマホを持ち歩く機会よりも家で使うことの方が多いですから、多少サイズが大きくても困らないじゃないですか。

という悪魔の誘惑もありましたが、iPhone XSの今でも画面が大きいと感じることも多いですし、外出時は極限まで小さいバッグを使うので、やはり小ささを優先してProにしました。

番外編：よく聞く、指紋認証なしやLightning接続は、ネックにならなかったの？

「買わない理由」としてよく見かける二つですが、今回は買う理由が上回りました。

指紋認証については、あれば嬉しいんですがApple Watchも使っているので、まぁいいかという感じです。
Android時代に、背面に指紋認証がある機種を使っていたんですが、顔も向ける必要がなく本当に楽で気に入っていたので、搭載されてくれたら嬉しかったですが。

充電ポートについても、Lightningケーブル接続で残念ではありますが、
USB Type-Cになったところで、AirPods Proもあるのでうちのケーブルを減らせる訳ではないので、こちらもまぁいいかという感じです。
充電速度の観点では残念ですが、Type-C – Ligntningの充電でも十分速いと思えているので、許容範囲ですね。

それでも悩む : 本当に13万払いますか？

さて、これだけ買い換える理由を並べても、いざ決済となると「私、本当に13万も払うの？」と悩みのループに入ります。
最後に私が買うと決めたのは、これから訪れる時間を大切にしたいと思ったからです。

素敵なものに出会ったときに、ぱっと写真を撮って「もう少し綺麗に撮れればな」と考えてしまうのは、非常に勿体ないことだなと。
振り返れば、どちらにしても思い出は綺麗なままかもしれません。
それでも、素敵なものを素敵に撮ったときのワクワクは、その瞬間さえも華やかにしてくれると期待を寄せて。

最後に

無事、9/24に自宅配送で予約注文ができましたので、ワクワクしながら待つばかりです。
暗いところでの撮影、マクロ写真、フレームレート120Hzなどなど、早く試してみたく、うずうずしています。